2007年9月25日 (火)
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大斜にカケられたらまずは対角を見よう!☆☆☆
囲碁クラブで最近、大斜ガケをよく打たれるのだけれど対応が難しくて困っているの。お兄ちゃん、何か良い方法はないのかしら?
大斜ガケは変化が多く難しい定石なのだよ。でも大丈夫、今日はお兄ちゃんがとっておきの簡単対処法を教えてあげるからね。
わ~い、嬉しいな♪
では早速教えてあげよう。
と大斜ガケされた時、最初にすることは対角(この場合は右下隅)を見ることなのさ。
「対角を見る」たったそれだけ?
そう、最初はそれだけ。この場合、対角(右下)は黒だよね。なら
のツケでOK!
~
と打たれると難しい戦いになりそうだけれど
と上をつげば
には
~
でシチョウ。
そうか、対角を見る理由はシチョウの良し悪しを確認するためだったのね。
そう言うこと!この後は
のトビが相場かな。そこで
とポン抜きすれば
は省けず
まで黒は不満なし。
なるほどね。じゃあもしシチョウが悪い時はどうすれば良いの?
シチョウが悪いとすればこんな局面かな?この場合は
のナラビが簡明な好手だよ。白aには黒bで楽々中央に進出できるだろう。
のコスミなら
のトビでこれも心配なし。右下が白なら左下は黒があるはずだから
~
の厚みはそれほど働かないと言うこと!
どちらも簡単ね。これなら私でも覚えることが出来そう♪これまでは大斜にカケられたらパニック状態になっていたけれどこれからは落ち着いて打つことが出来るわ!
それは良かった!大斜ガケも簡単な定石を選べば怖れなくても良いと言うことだね。
は~い、もう大斜ガケを怖がりません!