2007年5月5日 (土)
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今週の格言
二線は六死八生、三線は四死六生!☆☆☆



義行 今日は久しぶりに死活にまつわる格言を勉強するよ。ひろみちゃんは「六死八生」って格言を知っているかい?

ひろみ もちろんよ!(右図上辺のように)二線に六子並んだ形は白から白1と打っても黒2黒4で生きることが出来なくて(下辺のように)八子並べば黒から黒1黒3と打たれても白2白4で生きていると言うことでしょ。

義行 おおっ、すごいね~!では二線に七子並んでいる場合は?

ひろみ 六死八生の中間だから(右辺のように)黒先なら黒1黒5で白死(左辺のように)白先なら白1白3で生きだと思うわ。



義行 なかなかやるね!ではここからが本題。六死八生は二線の死活についての格言なのだけれど白1白7のように三線に並んだ石の場合はどうだと思う?

ひろみ う~ん、三線についての格言は聞いたことがないような気が・・・



義行 そうだろう。と言うことで今日は三線に並んだ石の死活について画期的な格言を教えてあげよう!

ひろみ うわ~、楽しみ♪

義行 △のように三線に並んだ石は「四死六生」なのだよ。だからこの場合は黒1と打てば簡単に白死と言う訳。 白2白4とスペースを広げられても黒5黒9と打てば簡単に白死!
(*)ただし白2のハネには黒3、白黒7のハネにも黒aと押さえられることが条件

ひろみ 本当だわ!これなら私でも簡単に覚えることが出来そうね♪



義行 次は六子並んでいる場合の話だよ。このように三線に六子並んでいれば白は手抜きでOKなのさ。(上辺のように)黒1黒3とハネツギをされても白4白6で生き。(下辺のように)黒1と下がられた時は白2と押さえれば黒3黒5には白6で大丈夫だよね。黒7黒9で危ないように見えるけれど最後に黒aと打たれてもセキで白生き!



ひろみ と言うことは三線に五子並んでいる場合は早いもの勝ちなのね!

義行 そう言うこと。(上辺のように)白から白1白3と打ちスペースを広げれば黒4黒6と狭めて来られても白7で六目のスペースがあるから白生き。反対に黒が先に黒1黒3とスペースを狭めれば白4白6と広げても黒7黒9で五目中手だろう!

ひろみ なるほど~!これまで三線に並んだ石は死活が難しくて悩んでいたのだけれどこれでスッキリ解決出来そうだわ。

義行 最初(*)に書いたように三線に並んだ石から(両側とも)ハネられた時にすぐ押さえられることが条件と言うことだけ忘れないように。

ひろみ は~い。