革命的格言講座囲碁教室うさぎくらぶ

2006年11月5日 (日)
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	今日は相手に模様を張られないようにする打ち方を教えて欲しいのだけれど・・・


	ＯＫ！では早速問題だよ。からで右辺に黒の大模様が出来そうだよね。こんな時ひろみちゃんならどうする？


	とカカルのはどうかしら？黒がと受けてくれたら白ａで大模様を阻止出来そうよ。


	う～ん、と三々に入るくらいかな。定石は確かまでだったような・・・うわぁ！右辺がますます大きくなっているわ。


	そりゃ当然の結果だよ！右辺は黒から打つ時もが絶好点だよね。なのになんてカカルと黒に喜んでとハサミを打たれてしまうという訳。と言うことは・・・


	そこでと打たれたとして右辺の形をよ～く見てご覧。大模様にはされなかったけれど何だか白は効率が悪そうな形だと思わないかい？


	本当だわ。でも、ちゃんと黒の打ちたいところに打ったのにどうしてこんなに悪くなっちゃうの？


	それはね、ワリウチを四線に打ったからなのさ。考えてみてご覧、ワリウチは相手の勢力範囲に入って行く手なので早く安定することが求められるよね。そのためには必ず三線に打たなければいけないのだよ。この場合はと打つのが正解！これなら～と打たれても右辺の白はがａにある前図と比べると安定感があるので～と打つことが出来るだろう。


	これなら白も悪くなさそうだわ。そっか～！ワリウチは早く安定することが目的だったのね。


	そう言うこと、相手の勢力範囲で安定性の悪い四線にワリウチを打つことはあり得ないと覚えておこう！