2006年5月15日 (月) バックナンバー ハンディは不要な手を打つごとに１子ずつ消えてなくなる！☆ ひろみちゃんは置碁でハンディの効果が消えてなくなる一番の原因は何だと思う？ そりゃあ、もちろん大きなミスをして大石を取られたり、黒地に無茶な打ち込みをされて生きられてしまうことが原因でしょ！ まあ、普通はそう思うよね。では早速練習問題だよ。にのシマリ、にのシマリはともに絶好点なのだけれどと封鎖された時、黒はどう打てば良いと思うかい？ 右上を手抜きすると白にノゾキを打たれると心配だわ。ここは大きなミスをしないようにと守っておくのはどうかしら？ これで隅の黒は心配がなくなったよね。でもと打たれると黒のハンディも１子消えてなくなったのだよ。 えっ、どうしてなの？と手を入れたことで大きなミスをする可能性が低くなったのだから少しは差が詰まったかもしれないけれどハンディが１子消えてなくなったなんて信じられないわ！ じゃあ、ひろみちゃんはがどれくらい損な手と思っているのかな？ 自分の地を１目埋めた訳だから１目の損！ ハハッ、確かに１目損だね。(笑)でもそれ以上に手入れが不要の右上に手入れをしたことのほうが問題なんだ！もし右上の手入れが不要なら黒はどこに打つ？ 上辺にと打ち込んで行きたいな。 そうだよね。つまり右上に不要な手を打ったことで本来打てるはずのが打てなくなり反対に白ａと守られてしまったことが大損と言うことなのだよ。 なるほど、不要な手を打つことは一手パスをしたのと同じことだからハンディが１子消えてなくなると言う訳ね。でも本当に右上は大丈夫なのかしら？からと打たれると生きた心地がしないわ。 と出てにはのハサミツケが好手で心配なし！は仕方なくとワタればと切られてもで攻め合いは黒の一手勝ちだろう。 本当だわ、ちゃんと覚えておけば何の心配もない訳ね。 そう言うこと！最初の話に戻るけれどハンディの効果が消えてなくなる一番の原因は石が取られることでも地を荒らされることでもなく不要な手（一手パス）を打つことなのさ。石が取られたり地が荒らされることは正しい打ち方を覚えれば防ぐことが出来るのだけれど、不要な手は打った瞬間にハンディが１子消えてなくなるので防ぎようがないんだ。 そうか、石が取られなくても一手パスを何回かすればハンディはすぐに消えてなくなってしまうものね。よ～し、これからは手入れが不要な場所は手抜きをして白に攻められた時の対策を覚えるようにするわ！ そう、その気持ちを忘れないようにね！ 先頭に戻る