「ド」の♯と「レ」の♭

むっちゃ下手ですがピアノを弾く私がずっと疑問に思っていたことがあります。
音楽に興味のない方、また詳しい方は幼稚な内容ですのでスルーして下さい。

「ド」の♯と「レ」の♭はピアノでは同じ黒鍵ですよね。
なのに楽譜をみると「ド」に♯がついていたり「レ」に♭がついていたりとまちまち…。
どうして統一しないのかなって…。

一番わからないのは「ド」の♭!
これって「シ」と同じじゃん!!
なんでわざわざ「ド」の♭って書くのかな???

先日枚方フィルの定演を聴いた後、みんなで話をしている時にこの疑問がスッキリ解消しました^^

ピアノは平均律の楽器なので「ド」の♯と「レ」の♭は同じ音にしか調律出来ないのですが実際は微妙に違うとのこと。

「ド」の音が1、「レ」の音が2とすると「ド」の♯は1、51「レ」の♭は1、49と言った感じだそうです。
ピアノでは1、5にしか出来ないのですが本当は違ったのですね。

納得しました。
作曲家はほんの少しの違いを楽譜に表現していたのですね!
ここは「シ」ではなく「ド」の♭なんだと…。

これって囲碁でも同じようなことが言えるのですよ。
例えばヒラキ。

mixi1

棋譜の黒9はこの時点では10のカケをみているので黒5、7からのヒラキなのです。
でも白10と受けられた瞬間、黒5、7は用済みになるので黒9は黒1からのヒラキに変化!
なので白12の打ち込みには相手をせず黒13と構えるのが良い手になるのです。
黒9が黒5、7もしくは黒1のどちらからのヒラキかによって対応が変わるわけですよね。

講座で私はよく「白10と打たれた時点で黒9は黒5、7からではなく黒1からのヒラキになっているのですよ~!」って熱く語るのですがこれって作曲家が「この音は「ド」の♯ではなく「レ」の♭なのですよ~!」って言うのと同じだなって!

なんだかまとまりのない日記になってしまいましたが自分ではかなり感動、納得した話だったので書いてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

スッキリした~!

コメントは受け付けていません。